子育てコーチ養成講座10期生の声

子育てコーチ養成講座10期生の声

私が養成講座を受けた理由は、より「自分らしく」子育てをしていきたいという理由からでした。
まず子コカフェに参加して、ふっちゃんの人柄に惹かれ、養成講座を受ける決心をするのに時間はかかりませんでした。

「自分らしく」子育てをするためには、自分を見つめることから始まり、今まで、ちゃんと・しっかり・自分よりも人のため…そんな風に生活してきた私にとって、養成講座1日目の時には「自分らしさ」は出せていませんでした。同じ10期の仲間の前で、“変なことは言わないように気を付けよう”“自分のことを仲間は、どう思っているんだろう”そんなことを常に考えながら緊張の1日目だったのを覚えています。

その日のワーク中に、涙する仲間がいました。わたしにとって、初対面で会ったその日に、涙を人に見せることができる仲間がとても羨ましく感じていました。そんな私ですが、仲間に少しずつ自分を出せるようになったのは、養成講座が誰も自分のことを否定せず、応援してくれる場であったからです。

そして、今の自分でいいんだよ!むしろ、もっと自分を出していんだよ!
と伝えてくれる仲間がいたからこそ、いつのまにか日常生活でも人の目を気にすることが少なくなり、苦手だった新しい人との出会いも大切に思えて、自分から出会いを求めるようにもなってきました。また、講座や講座期間中には、自分と向き合う時間が多くなり、自分の足りない面ばかり注目していた私ですが、自分の強みにも目を向けることができました。

コーチングというと、私の周りではコーチが無理やりグイグイ引っ張っていく、考えを押し付けられる…そんなイメージを持っている方もいました。

しかし、少なくとも、ここでの子育てコーチングは、相手に寄り添うことや、相手の気持ちを大切にし、手を取り合うように一緒に考えること…
技術とともにマインドをしっかり学ぶことができました。子育てコーチングという名前ですが、コーチングは自分にも相手にも使うことができ、
心の中を整理したり、新たな視点で物事を見れるようになったりと、子育ての他にも生活の中で役立てることができています。

新たな視点でいうと、
講座の中ではゲストコーチに来ていただいた時間もありました。
同じ“コーチ”でも、
雰囲気や持っている個性が異なっていましたが、私にとってどちらも魅力的な存在で、様々なコーチ・個性があってもいいんだと思えた貴重な時間でした。

コーチングの知識を学ぶだけではなく、ワークの時間が豊富にありましたが、「足りた」ということはありませんでした。
実際に相手にコーチングをしてみる時間、また相手がコーチングをしているのを見たり聞いたりするような時間は、もっともっとあっても良かったなと思いますが、そうなると日程を伸ばすしかないのかもしれません。

これから私は、ここで教わったコーチングマインドを、子育てママにコーチングをもっと知ってもらうこと、または自分で主催する講座などで生かしていきたいと思っています。

こんな自分でも、そのままの自分でいい、そしてそのままの自分がいい。
そう思えるようになった沢山の出会い・機会を与えてくれた養成講座は、私の新たな人生のスタートとなりました。
ありがとうございました。(大渕 茜)

私が、子育てコーチ養成講座の受講を決めたのは、仕事で、子育て中のお母さんたちと関わる中で、「自己肯定感」が低いお母さんたちが、とても多く、日々、悩みながらの子育てや、人間関係に疲れている。ということを、実感し、「自己肯定感」を、もっと高めて、まずは、お母さんたちが「幸せ」であることの大切さを伝えたい。と強く思ったのが一番の理由です。

私自身が、三姉妹のお母さんであり、やはり、私も、同じような悩みと体験をしてきたことで、必要だと感じるようになっていったのが、コーチングのスキルでした。
とはいえ正直、「コーチング」という言葉のイメージが、私に躊躇させていました。
ある時、『親子の絆を深めるコミュニケーション』という、石谷コーチの小冊子に出会いました。
『良いお母さんより 幸せなお母さんになる』
そう、書かれていた一文と、コーチングスキルを活かした子育ての方法を読んでいくうちに、もっと、学んで、仕事とコミュニケーションに活かしていきたいと思いました。
講座は、コーチングのスキルの基本を大事にしながら、ワークや実際にセッションを体験することで、頭で学ぶだけではなく、体で深く学んでいくことができる内容でした。
「信頼関係を築く」ことや「事実と解釈の区別」は、コーチとしての在り方だけではなく、日常の良好なコミュニケーションができるようになるために、とても、大切なことだと、思いました。
そして、その前提には、「傾聴」「承認」「質問」があるのだと、改めて、再確認できました。

ゲストコーチの、森景子コーチは、石谷コーチのコーチ。
一番印象的だったのは、フィードバックのワークです。
「もっと、こうしたら、素敵じゃないかしら・・・?」
こうした、フィードバックは、なかなか日常の中ではないことです。自分が知らない、気づいていないところ。気づいていても、あまり気にしていなかったところ。
それらを、フィードバックしていただくことなんて、めったにありません。
私はすぐに髪を切りに行き、いつもより少しヒールの高い靴を購入しました!(笑)
人は、視覚からの印象が高いことを考えると、とても、大切な事だと思いました。
石谷コーチとのセッションは、リラックスしながらも、講座以外でも、自分と向き合う時間になり、講座と並行して行われることで、より行動変容にも繋がるものでした。
リラックスしながらのセッションは、子育てコーチとしても、大事にしていきたい、雰囲気でした。次回が、とても、待ち遠しかったです。
ピアセッション。これは、私たち受講生が実際にクライアントさんにコーチングを行うという事でした。
体験してみることで、もっと学んでいきたいことが、明確化されてきたり、コーチングが行動変容に繋がっていくことを実感することが出来ました。
私の、オープンセミナーは、絵本を使って、コーチングスキルを伝える。というセミナーでした。もう、何度もこのような体験があっても、改めて、「伝える」ということの意味や、難しさも感じることが出来て、とっても、ありがたかったです。
10期の仲間、それぞれが、とてもその人らしいセミナーだったと思います。

10期の仲間や、先輩コーチと一緒に学んだ時間は、尊い時間でした。みんな、どんどん輝いていったのが目に見えてわかりました。
次に会うのが楽しみでしかたなかったです。
そして、石谷コーチとの関わりの中で、子育てコーチとしてのマインドを、何気ない会話や、学びの中でも、感じ取れたことは、とても幸せな事でした。

これからも、この講座での経験を活かして、「笑顔の種まき」をさせて頂こうと、強く、思うことが出来ました。
ありがとうございました♪(仲見陽子)

今読んで下さっている方の中には、「子育ての経験はないけれど、コーチングを学びたい、養成講座に興味がある」という方もいらっしゃるかもしれません。実は、私も子育ての経験がありません。
でも、この子育てコーチ養成講座を受講して良かったと思っています。自分の変化や成長を感じ、嬉しく思っています。

なぜなら、養成講座の講師 ふっちゃんは、「己育て(自分を育てること)」も大切になさっているからです。これから、私の体験を中心に書きますが、必要な方のお役に立てたら幸いです。ご興味がありましたら、お読み下さい。

<私の体験>

養成講座の最初の日に「講座の全課程が終了した4ヶ月後、どうなっていたら最高?」
とゴールを設定しました。

その時私が設定したゴールは、「講座から、私なりに大切なことを学び、繰り返し実践して自分のものにして、自分の一部として活かしていること」でした。

それから約4ヶ月が経ち、いまの自分を見つめて、4ヶ月間の自分を振り返ってみると、ゴールまで辿り着いた!うれしい!という気持ちでいっぱいです。

ワークや講義、養成講座の一環として、自分がコーチングを受ける体験、コーチングを行う体験を積み重ねていくうちに、私が大切にしたいことを見つけることができました。

「相手に興味を持つこと」
「相手の可能性を信じること」
「相手自身を応援すること」

自分に対しても、
「自分を愛して大切にすること」
「自分の可能性を信じること」
「自分自身を応援すること」

それらを大切に思い、日々繰り返し実践したことで、自分との向き合い方・対話、相手との向き合い方・対話が変わりました。

具体的には、

・自分の心の声に耳を傾けて、マイナスな感情も含めて、まるごと自分を認めて受け入れられるようになりました。

・自分の可能性を信じてチャレンジして、うまくいかない時にも自分を励まし、冷静に色々な方法を考えられるようになりました。

・自分の「良い」「悪い」というものさしや相手への期待を手放して、「相手が○○と思っていること」「相手が~~と言っていること」を
「そうなんだね」「そういう見方もできるよね」と受け止めることができるようになりました。

・相手に寄り添うことを意識して、
相手に興味を持ち、同じ温度で、同じ声のトーンで会話をしていくことで、
相手が伝えようとしていることは何か、そのために私はどんな関わりができるかを想像できるようになりました。

このような変化や成長をとても嬉しく思っています!

講師のふっちゃん、
一緒に講座を受けた皆さん、
コーチング体験に協力してくれた友人に感謝しています。
ありがとうございました!(水上喜美子)

養成講座は、タイムスケジュールの中に、〈感じる〉こと、〈考える〉ことが圧縮された中身の濃い講座だと思いました。普段何気なく私たちが「無意識」に選択している生活の中でのワンシーンに対して、あえてそこにスポットをあて、理由を無意識の領域から掘り起こし、考えてみる。意識化することにより、自分自身をよりよく知るための手がかりのひとつとなり、刺激的で興味深かったです。

コーチングを学んでみて、相手の意識・無意識にまで一歩踏み込んで理解することの大切さを感じました。

それと同時に、まずは、クライアントと向き合う前に、自分自身を知ることの大切さ=自分自身が何を感じ、何を考えている人なのか、そこをキャッチするのも、重要な課題だと感じました。それは、クライアントの方を、誘導しないためにも、より正確に理解するためにも、という学びでした。

そういう意味合いも同時進行しながら、自分自身の人生の中で、自分が、〈忘れてはいけない大切だと思っている価値観〉や、逆に、〈今の自分自身には、もはや必要ではないと思える価値観〉の両方について、その時々で取捨選択しながら進んでいけるのあれば、それは、コーチとして、人生に確実に有意義な時間をもたらすであろうし、コーチングをする時にも、大きな力になってくれる柱になってくれると思いました。

そして、悩みや壁が立ちふさがったように見えるような時には、まるで人生八方ふさがりのように思えてしまうことがありますが、見方を変え、角度を変えて、〈では、どうしたら、状況を変えて行く力にしていけるのか?〉今後の人生で、そんな前向きな見方ができるような自分に生まれ変わっていけるような気がして、ちょっとワクワクしている自分がいます。そこはまさに自分の精進が全てだとは思いますが・・・。

全ては、講座が終わったここからが、また始まりで、たくさんの経験を積んでいかねば・・・と感じています。

自分自身だけでは気づけなかった自分の個性や、リソースに気づかせて下さった仲間のみなさんや、ふっちゃんコーチに感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に、これは、私の個人的な要望なのですが、コーチ自身が実際にコーチとしてクライアントに向き合ってやりとりしている現場的なシーンも、取り入れて下さったらもっともっと良かったと感じました。

貴重な学びの場を、ありがとうございました。(本間むつ子)

養成講座に参加した目的は、自分の強みや自分らしさを知りたかったというのが第一の理由です。
子育てが上手くいかずに笑顔が消えた時期がありましたが、そのとき私も子供もコーチングに救われました。
心を豊かにしていくことで、家族に対しても周りの人たちに対しても優しくなれる。
このことを体感していたからこそ、コーチングについてもっと深く知りたい!という想いがありました。
講座を受講するにあたり、実は一か月以上悩んでいました。
一旦は受講しないと決めたものの、そうした途端に心がザワつくしイライラして落ち着かない。
いくつかの問題があり受講を断念したのだけれど、受講したいという本当の気持ちに気づいてからは、何かに突き動かされるかのように行動を起こし、申し込み期限が過ぎてから5人目として仲間に入れてもらいました。  石谷先生にはご迷惑をおかけしてしまいましたが、今から考えれば受講して大正解。大きな成長へと繋がったし、少しずつ肩の力も抜けて、人と関わることが楽しくなりました。
講座内容は、講義で得た知識をもとにワークやシェアをすることで、より深い学びとなりました。ゲストコーチも含め、膨大な知識の中から考え抜かれた内容の構成に、本当に感謝しています。
コーチングセッションを受けることで癒されたり、深く考える機会をもらったり、時に大泣きもしましたが、そのおかげで心が軽くなりました。そして前向きに、人生を楽しめるようになれました。

それはコーチとしてセッションを通して関わっていく中でも同様で、自分らしく生きていくことの手助けができたときに、大きな達成感を得ることができました。

コーチとしてセッションをすることで未熟さや挫折感を味わったからこそ、勉強不足や語彙の少なさに気づけたし、待つことの難しさ、相手の話を先入観なく聴くことの大切さにも気づかせてもらうことができました。

様々な角度からフォローをしてくれた石谷先生、そしてゲストコーチの方々に感謝。

10期の仲間との出会い、学びを深めてくれた先輩コーチのあたたかさにも感謝。

そして受講する間、子供たちを見てくれていた両親や夫、頑張ってくれていた子供たちに感謝。

たくさんの人たちに支えられていたからこそ、四か月間の学びを楽しく終えることができました。

ここで終了ではなく、これからは周りの人たちの「いのちのビタミン剤」として活躍していきたいと思います。

どうもありがとうございました。(高久美紀子)